初心者やこれから興味持って始めたい方に特におススメのサイトです(^^♪

AI(人工知能)や仮想通貨(ビットコイン)普及で銀行の未来は変わろうとしている

三菱UFJ、9500人分の業務量削減」
三菱UFJ、店舗2割削減を検討」
「みずほ19000人分の業務量削減」

ここ最近は、AIによる銀行の無人化、業務量削減のニュースが世間をにぎわせています。

あの三菱が!あのみずほが!
 
人員大幅減ですか!

マイナス金利や人口減、AI(人工知能)の普及、更に一番脅威なのはお金の価値が今大きく変わろうとしている。世界共通通貨で、海外送金手数料もやすくて安全性さえ確保されればお金の流通の中心になるであろう仮想通貨(暗号通貨)の普及。

ニュースをおさらいすると、
最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は、三菱東京UFJ銀行の店舗の最大2割程度の
削減を検討。

みずほFGはIT化などで今後10年で1万9千人分の業務量を減らす。組織のスリム化で収益力を高める。

三菱東京UFJ銀は約480店のうち1~2割の統廃合を検討する。

今後具体案をまとめ、来年度から3年間で進める。
また今後15年で店舗を中核店とその他の店に分ける。

多くの店は「軽量化店舗」として人員を減らし、窓口業務を完全にデジタル化した無人店も増える見通しだ。



2017年5月頃、日経新聞で「銀行窓口を設置しやすく」という記事がでていた。

記事によると「金融庁は『銀行代理店制度』の規制緩和を緩める方針で、これまで代理店に銀行業務の経験者を配置することを義務付けてきたが、これを廃止し、百貨店・スーパー・コンビニエンスストアなどに代理店を広げる」という。

また、最近の読売新聞には「三菱東京UFJ銀行で顧客が店員の手助けなしに様々な金融サービスを利用できる『セルフ店舗』を2030年までに150店以上設置する店舗計画案が検討されている」と報じられていた。

KPMGは人工知能の活用などで「2030年までに銀行店舗は無人化される」という予想をだしている。米国の大手銀行バンクオブアメリカ(バンカメ)は今後1年間で無人化店舗を50~60出店す
ると発表している。

バンカメ、バンカメとよく呼ばれていますよね。

そのバンカメの無人店舗出店速度に較べると三菱東京UFJの出店ペースは遅いようにも見えるが、そもそも店舗の規模が違う。

バンカメの店舗は4,600弱あるというが、三菱東京UFJの個人向け店舗は現在だいたい665店舗である。

アメリカの銀行店舗は店舗は預金預入中心の小型店舗が多いので、無人化が進めやすい。一方日本の銀行店舗には外回りの営業マンが配属されている・貸金庫があるなど装備が重たく、無人化のペースは遅くならざるを得ないのだろう。
それでも銀行窓口の合理化は本格化しそうな兆しを見せている。

スマートフォンなどによるインターネットバンキングの普及でわざわざ銀行に出向かなくても大部分の用事は済ませることが可能になった。
公共料金支払いなどはコンビニエンスストアの窓口でできる。
ATMは銀行店舗以外にコンビニエンスストアやJR駅のVIEW ALTTEなどで簡単に利用できる。

三菱UFJでは、ここ10年で来店者は4割減ってネットバンキングの利用が増えており、店舗配置を見直す。
IT化による業務見直しも進めて、国内従業員約3万人の3割にあたる9500人分の業務を削減する。

みずほFGも店舗の統廃合や業務見直しを進める方針で、近く構造改革案として公表する。

全国約800店の機能を見直し、20~30店の統廃合を検討。
事業効率化で、今後10年で従業員6万人の3割にあたる1万9千人分の業務を減らす。



希望退職の募集などはせず、退職数と採用数の調整で対応する。

事務部門を効率化して営業部門に再配置する。
みずほ銀行みずほ信託銀行みずほ証券の事務作業を別会社に移すことも検討する。
三井住友銀行も効率化で、今後3年で4千人分の業務量を減らす。

大手がこの状況なので、この流れは日本国内はもちろん、世界的に広がっていくと思われる。

終身雇用体系が崩れ、時代の変化は著しく先を見据えた対応ができるかどうかで未来は全然違って来ます!一つの仕事で生計を立てることはリスクが高い時代になりました。ちょっと前では銀行がなくなる時代になるかもと言われても全然ピンと来ませんでしたからね。

アンテナを高く持っていきましょう(^.^)

今回はここまで。最後まで読んで頂きありがとうございました!